広報誌みほん
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400人の子どもたちが必死に跳ぶ。小学生なわとび大会開催1月21日、高��梁��市民体育館で高梁ライオンズクブ (ラ藤井正直会長/26人)が主催する、第29回小学生なわとび大会が開催された。この日、体育館に集まったのは市内の小学生を中心とした約400人の子どもたち。応援の大人たちも含めれば、更に参加者は多くなる。大会は個人の部と団体の部があり、団体の部では29チームが参加。1チームは8人で跳ぶ。2回の挑戦で跳んだ合計回数を競う方式だ。全員の息を合わせるのは至難の業。一人が引っかかってもいけないため、プレッシャーも大きいが、子どもたちは皆、真剣ながらも楽しそうに跳んでいた。後半の個人の部は耐久戦。一斉に跳び始め、引っかかった人から脱落していくスタイルだ。学年ごとに順位を決めるが、まずは予選として全員一斉にスタート。15人が残るまで絞り込む。年々減っているが、参加者は前いったん仕切り直した後、15人で再び跳び始める。制限時間がないため、跳んでいる子が複数いれば、終わらない。20分以上跳び続けることも多く、勝負が決すると座り込む子もいる。その真剣勝負を大人たちも固唾を飲んで見守っている。クラブがこの事業を始めたのは1990年。子どもの数は年と同数か増える傾向にある。学校の先生も真剣に取り組んでくれており、子どもたちの良い目標になっているようだ。メンバーたちは運営や審判に大忙し。だが、最初の頃に参加した子が、親となって参加してくれるなど、うれしい体験も多いという。ブ 岡山県・高梁ライオンズクラ取材/井原一樹 写真/関根則夫LION2017年3月号8SCENE

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