広報誌みほん
6/60

これなくして庄内の冬は語れない。熱々の寒鱈汁で町を元気に!1月28、29日の両日、酒田市で第30回酒田日本海寒��鱈��まつりが開催された。魚へんに雪と書くだけあり、厳冬期のタラは産卵のため丸々と太って脂がのり、会長/83人)も2004年から特に「寒鱈」と呼ばれる。山形県の日本海沿岸、庄内の冬を代表する郷土料理が、この季節のタラを使った寒鱈汁で、庄内では「寒鱈なくして冬を語ることは出来ない」とまで言われる。寒鱈まつりでは、地元商店街や水産物協同組合などが、それぞれ独自の味付けで寒鱈汁を提供。酒田ライオンズクブ (ラ南間勲毎年出店している。当時の商工会議所会頭ラオン齋イ藤成徳からの要請もあり、まつりを盛り上げ町を活性化させようと参加を決め、を注ぐ。そして最後に風味豊か以来今年で14回連続となる。酒田ライオンズクブ のラ寒鱈汁は、寿司屋の大将直伝のレシピで、昆布だしに味噌、ネギを加え、隠し味に酒粕を入れている。更に酒田ライオンズクブ でラは三つの鍋を用意。第一の鍋で具を湯通しした後、汁が入った第二の鍋で味を染み込ませ、具を器に盛った後、第三の鍋から熱々の汁な岩のりを添えて出来上がり。その味を知っている地元の人たちは、自宅から鍋やタッパ持参で買いに来るほど。1日約400食を用意するが、わずか2時間で完売。また、タラコをしょうゆ漬けにした「鱈子入り海苔巻」と、エビとだだ茶豆のつみれ入り寒鱈汁うどんも大好評。酒田さわやかライオンズクブ のラ手伝いを得た会員たちは、寒さを吹き飛ばす働きを見せ、2日間で延べ1200食を売り上げた。ブ 山形県・酒田ライオンズクラ取材/鈴木秀晃LION2017年3月号6SCENE

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る