広報誌みほん
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新たなグローバル課題に対応100年にわたり、ライオンズは奉仕を続けてきました。私たちは大切な視力を守り、満足な食事を取れない家庭に食べ物を提供しています。オンズは世界中のより多くの人々を予防接種を通して子どもたちの命を救い、災害によって破壊された地域社会を再建しています。最も弱い立場にある人々に手を差し伸べ、苦しんでいる人々に希望を与えています。を見付ける必要もあります。そして私たちは心を配ります。私たちは重要な存在です。私たちは奉仕します。バル奉仕の枠組みを打ち立てる機会奉仕はライオンズの存在理由であり、私たちがクラブに加わるのも、とどまり続けるのもそのためです。来る年も来る年も、国から国へ、私たちはグローバルな影響力を高めつつ、ライオンズの取り組みとライオンズクラブ国際財団(LCIF)への支援によって世界中で多くの命を救い、暮らしを改善してきました。そして、世界でライオンズを求める声は、以前にも増して高まっています。私たちはだからこそ、2021年まで毎年2億人に奉仕し、人道的な影響力を現在の3倍にする、という目標を立てたのです。つまり、ライ支援出来るよう、その奉仕のインパクトを高めなければなりません。また、奉仕の最初の世紀をたたえる一方で、次世紀のニーズを満たす方法この目標は、私たちが新たなグローも与えてくれます。それは、ライオンズが各地で奉仕するあらゆる優れた方法を補い、私たちを将来へと導くものとなるでしょう。構築するため、私たちは自らが支えてきたライオンズの歴史と奉仕分野を振り返りました。世界中のライオンズとレオにアンケートを行い、彼らとその地域社会にとって重要な分野を把握しました。また、データを調べて差し迫ったグローバルな人道的ニーズを特定し、ライオンズがそれらへの対応に手を貸せるかも見極めました。果、私たちが長く取り組んできた視力保護、飢餓対策、環境保全を今後も支援することの必要性が確認され新たなグローバル奉仕の枠組みをこの包括的なグローバル調査の結ました。と同時に、やはりライオンズとレオの支援を必要としている新たなニーズの存在も明らかとなったのです。糖尿病は、21世紀最大のグローバルな健康危機の一つです。成人の11人に一人が糖尿病を患っており、それは腎疾患、妊娠合併症、視力を含む神経障害その他の重大な合併症を引き起こします。また糖尿病網膜症を発症し、重い視力障害のリスクを抱えることになる人々は、全糖尿病患者の3分の1を超えています。糖尿病は世界の死因の第8位であり、2015年の死亡者数は500万人に達しました。そしてこの数は、世界中で認識向上、新たな教育の取り組み、検査・治療プログラムの拡大が行われない限り、2030年までに大きく増加すると予測されていま奉仕はライオンズの存在理由であり、私たちがクラブに加わるのも、とどまり続けるのもそのためです。来る年も来る年も、国から国へ、私たちはグローバルな影響力を高めつつ、世界中で多くの命を救い、暮らしを改善してきました。そして、世界でライオンズを求める声は、以前にも増して高まっています。ライオンズがこれまで以上に重要とされる理由変化する世界に奉仕する特集:LCIフォーワード(*国際協会指定記事)LION2017年3月号24

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