広報誌みほん
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大和高田ライオンズクブ (ラ吉川修市会長/48人)は2016年地域社会委員会の事業として、大和高田市さざんかホールで邦楽鑑賞会を開催した。日本の伝承文化は、日本人としての教養を育むインフラの一つだという考えから、子どもたちに日本人の文化のルーツに触れてほしいという思いを込めての開催だ。一流の尺八・箏・三味線・篠笛・琵琶・打楽器などの演奏グループにお越し頂き「春の海」「鶴の巣篭り」「尾上の松」な2016年12月18日、河��芸�ライオンズクブ (ラ29人)はライオンズクラブ創設100周年記念事業として盲導犬支援啓発運動及び福祉演芸会を河芸町公民館で開催した。この企画は盲導犬育成事業を、頼し、当日は、盲導犬2頭とト地域やライオンズクラブ全体に呼び掛けるきっかけになればという思いから実施した。三重県には、5頭の盲導犬しか派遣されておらず、希望者の要望に応えきれていない現状があるため、これからも多くの盲導犬の育成が必要になる。盲導犬の育成事業の資金は90㌫近くが、募金で賄われていることに鑑みて、地域交流の一環として演芸会の中で、啓発活動と募金活動が出来ればと考えた。そこで、中部盲導犬協会に協力を依レーナー2人が参加。受付横には、盲導犬啓発品販売のブースを設置し、2頭の盲導犬とメンバーで募金を呼び掛けた。演芸会では、地区の中学校の吹奏楽部60人の演奏と、歌手4人の歌が披露され、盲導犬は普段の訓練の成果を舞台上で見せど9曲の他、「ごんぎつね」を和楽器のミニオーケストラと楽しい語りで演奏して頂いた。その奥深い音色は、子どもたちのみならず来場した800人近くの皆さんの心に深く響いたと思う。保護者、教師、児童から当クラブに寄せられた感想の一部をご紹介する。●初めて見聴きする楽器に、娘は前のめりになって見入っておりました。邦楽に興味を持つきっかけになればうれしいです。●「ごんぎつね」は子どもにとてくれた。演芸会の最後には、歌手と盲導犬が客席を回って募金を呼び掛け、多くの参加者に協力して頂いた。金の寄贈式が、当クラブ例会場で行われた。また、新たに3カ所の募金箱の設置が決まり、募金活動を継続している。今回の取り組みを通じて、これからも盲導犬育成事業への支援協力を地域に呼び掛ける活動を進めていきたいと考えている。(会長/井田和男)って馴染みのある物語でしたが、邦楽が交えられたことにより改めて物語を楽しんでいました。想像以上にすばらしいものでした。●聴いたことがない楽器の音色は奇麗でした。いろんな種類の楽器があって、全部音が違っていたので、作った人はすごいと思いました。(5年生)今まで先輩方が行ってきた地域への奉仕活動を、更に発展さていく決意を新たに致した1日だった。(青少年育成委員長/岡本忠彦)CLUBREPORT11月26日、青少年育成委員会・17年1月10日には、当日の募335-C地区奈良県・大和高田ライオンズクラ子どもたちのための邦楽鑑賞会-日本文化のルーツに触れる-334-B地区三重県・河芸ライオンズクラ100周年記念事業として盲導犬支援運動及び福祉演芸会ブ  ブ LION2017年3月号16

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