ブックタイトルイメージスキャナ オペレーターガイド

概要

イメージスキャナ オペレーターガイド

第4章いろいろな読み取り方決まった条件のマルチフィードを無効にしたいときマルチフィード検出機能を有効にして、付箋紙、伝票、または写真などが貼り付けてある原稿を読み取ると、原稿が重なっていると判断され、マルチフィードエラーが発生して読み取りが中断される場合があります。このような原稿を読み取るために「インテリジェントマルチフィード機能」があります。本機能には、操作パネルを使用して、強制的にマルチフィードエラーを発生させないモードと、原稿に貼り付けてある付箋紙、伝票、または写真など（以下「貼り付け紙片」と呼びます）の場所や大きさを記憶し、それをもとに自動的にマルチフィードエラーを発生させないモードがあります。付箋紙インテリジェントマルチフィード機能用途に応じて、次の3つのモードが用意されています。モード手動モード（ボタンによる検出無効化）自動モード1（重なり長さと位置による検出無効化）自動モード2（重なり長さによる検出無効化）用途マルチフィードエラー発生ごとに貼り付け紙片があるかどうかを確認しながら読み取りを継続する場合に使用します。貼り付け紙片の大きさおよび位置が共通である、定型フォーマットを読み取る場合に使用します。貼り付け紙片の大きさおよび位置が、読み取る原稿ごとに異なる場合に使用します。！マルチフィードが発生する際には、異常なイメージが読み取られる場合があります。TOP目次索引はじめにスキャナについて原稿のセット方法読み取り条件の設定いろいろな読み取り方モードの選択は、Software Operation Panelで行います。日常のお手入れ原稿伝票または写真詳細については、「マルチフィード検出しない範囲の設定（インテリジェントマルチフィード設定）」（P.175）を参照してください。消耗品の交換困ったときにはスキャナの動作設定付録用語集101